住所:福知山市字上小田175番地
TEL:0773-21-5810
HP:https://cobafarm.com
丹波コシヒカリ・新羽二重もち(餅米)やお酒の原料となる酒米も作られ、小林ふぁーむのお米は、特別栽培米(一般的な栽培方法に比べ農薬の使用回数や化学肥料を半分以上カットした栽培)。また、高精度GPSを使うなどスマート農業も積極的に取り入れている。
自然豊かな京都丹波の福知山で、環境と気候を活かし、ご主人がお米を、奥様がトマトなどの野菜を主に作られている小林ふぁーむさん。
畑は有機物だけを入れた土で、農薬に頼らず、草を抜き、虫が付けば一つ一つ手作業で取り除く、手間のかかる大変な作業だが「美味しい」の為には大事なこと。さらに、茎から出る脇芽は取り除き、土からの栄養が十分に行き届く高さ、下から数えて六段目のトマトまでしか実らせず、それを樹上で完熟するまで収穫しない等これらが、こだわりの栽培「かなこ農法」。
豪雨災害でハウスが浸水し、出荷目前のトマトが全滅した経験から「農家のフランチャイズ化」を実現。 現在では、7農家と契約し、27歳から80歳の農家さん達が小林ふぁーむのトマトを作っている。もちろん土や栽培方法など細かな指導にも行き、品質・味ともに妥協はしない。ご主人は「消費者に一番近い農家であること」と話す。作って出して終わりではなく、どんなニーズがあるかなど常に把握し、斬新なアイデアを次々と生み出している。
集落の耕作放棄地を地域の方と協力してひまわり畑にし、美しい夏の景観作りに取り組まれている。今年は1万本のひまわりが咲き、近くをトワイライトエクスプレス瑞風も通るため遠方から多くの方が撮影に訪れている。
トマトハウスには音楽を流し、愛情いっぱいに育てている。「やはりかける曲はクラシックやジャズですか?」の問いに「ジャニーズです。特にV6!」と。育てる側が楽しくないと美味しいものは作れないという奥様に納得。
ミニブタのこじろおさん
7月下旬から8月中旬が見頃