焼き肉はもちろんのこと、フレンチを学んでいたシェフのオリジナル料理は年代問わず人気店。
高校まで福知山で育ち、大阪にある料理の専門学校を卒業後、体ひとつでスイスに渡り、5年間フレンチレストランで修行した。帰国後、東京西麻布や恵比寿の創作レストランで腕を磨き27歳の時に料理長を経て、2017年に丹の吉を継ぐため帰省。新旧を融合しパワーアップした丹の吉をリニューアルオープンした。
注文を受けてから手切りしている厚切りタン塩は人気メニューだ。柔らかさの中に程よい弾力があり、噛むほどに肉の旨味が溢れてくる。他にも、隠れ人気メニューであるイノシシ肉は、一度軽く炙った後、醤油に付けて2度焼きするのがうまい。ジビエ特有の獣臭さもなく、甘い脂身に香ばしい醤油の風味が相まって、ファンが多いのも頷ける。付け合せにおすすめなのがシャキシャキの旬野菜たっぷりのバーニャカウダがどのお肉にもよく合う。
大槻さんの繰り広げる新しい創作料理のおもてなしで創業変わらず地元の常連客のお腹と心を満たす場所になっている。
住所:福知山市土師宮町1-216
電話:0773-27-4968
HP:https://www.ninokichi29.com
Instagram:@ninokichi3